
[PHP] Laravel 標準のユーザーログイン機能を実装する方法
Laravel にはデフォルトでユーザー認証機能が備わっており、驚くほど簡単にユーザーのログイン認証を実装することができます。実装してみた Laravel のバージョンは 5.7 です。
公式ドキュメント:認証 5.7 Laravel
1. ディレクトリの移動
まずは、Laravel がインストールされているディレクトリに移動します。
cd パス/laravel
2. make:auth コマンドの実行
移動したら以下のコマンドを実行します。
php artisan make:auth
successfully. と表示されると認証機能に関するファイルやコードなどが追加されます。
どんなものが追加されるか
- routes/web.php ファイルへコードが追加
-
以下のコードが追加されます。
Auth::routes(); Route::get('/home', 'HomeController@index')->name('home');
- app/Http/Controllers/ へファイルなどが追加
- app/Http/Controllers/ のフォルダへ HomeController.php ファイルと Auth フォルダが追加されていて、Auth フォルダ中には認証に関するファイルが入っています。
- resources/views/ へファイルなどが追加
- resources/views/ のフォルダへ home.blade.php ファイルと Auth フォルダが追加されていて、Auth フォルダ中にはログイン画面を表示する blade ファイルなどが入っています。
3. migrate コマンドの実行
以下のコマンドを実行し、データベースへユーザーのテーブルを作成します。
php artisan migrate
database/migrations/ フォルダにある create_users_table.php と create_password_resets_table.php の内容がデータベースに作成されます。
これだけで、Laravel の標準機能の実装が完了で、http://ドメイン/home へアクセスすると Bootstrap を使った認証画面ができているのが確認できます。
あまりに簡単でビックリです!ログイン画面などの見た目を変更するには resources/views/auth/ 内の blade ファイルをカスタマイズします。
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