[Git] SourceTree で使用する Git を Homebrew でインストールした Git へ変更する方法(Mac)
SourceTree で使用する Git は自動的にシステム内のものを使ってくれていると思っていましたが、そうではないんですね。今まで私は SourceTree 内蔵の Git を使用していたようです。
そのために、他のツールを導入する際につまづく元となってしまいました…。
SourceTree で使用する Git は簡単に変更できるのですが、意外と分かりづらかったので変更の手順を詳しくまとめました。
Git のインストールついて
Mac には最初から Git が入っていますが、少し古かったりするので新しいものをインストールした方がよいですね。インストーラーからインストールすることもできますし、Homebrew というパッケージ管理システムからインストールも可能です。
Homebrew の方がアップデートが早いようですし管理も簡単なので、私は Homebrew からインストールしました。Git と Homebrew のインストールは過去の記事にまとめてあります。
SourceTree の設定方法
ここから本題の SourceTree で使用する Git を切り替える方法です。私は結構とまどって時間をかけてしまったのですが、わかってしまえば簡単でした…。
まず、SourceTree を立ち上げ、画面上部ツールバーの「SourceTree」をクリックして「環境設定」を選択します。
環境設定を開くと、以下のウィンドウが出現するので「Git」のタブをクリックします。この画面の「Gitのバージョン」という箇所で、現在 SourceTree で使っている Git が内蔵のものかシステムのものなのか、またバージョンを確認できます。
次に「Gitのバージョン」のすぐ下にある、「システムの Git を使用する」をクリックします。
「システムの git 実行ファイルがある場所を指定して下さい」と聞かれます。Homebrew で入れた Git は usr → local を開いたところにあるので、ここで「開く」をクリックします。
そうすると、「システム Git のバージョン 2.3.5」という表記に変わります。これで Git の切り替え完了です。
一応システムの Git のバージョンを確認してみましょう。ターミナルに以下のコマンドで確認できます。
git --version ↓ (上記コマンドを打ち込むと以下のように返ってくる) git version 2.3.5
version 2.3.5 と返ってきました。画面のバージョンとも一致します。
以前、Git に脆弱性が見つかったこともありました。システムの Git を使用することで、こういった問題も自分で対応できるようになるので、そういった面でも切り替えて置いたほうがよさそうですね。
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